経営についてのご質問
Q-8. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、開示時期はいつ頃か教えてください。
A-8. 開示時期につきましては現在指標の分析を始めたばかりのため、開示時期が明確になりましたら速やかに開示いたします。
Q-9. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、株価に対する認識を教えてください。
A-9. 現状、株価につきましては低い状況であることは認識しております。課題としましては、一昨年度非常に苦戦し大赤字だったところを昨年度は利益が回復したにもかかわらず、株価が連動していかないことが挙げられます。こちらについては前々期の売上が下方修正したなど予算通り達成できていないことなどから市場からの信頼がまだ得られていない状況と考えております。
Q-10. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、資本効率への対応策を教えてください。
A-10. 資本効率に対しましては、東証からの要請は理解していたものの昨年度は業績回復に注力したため、何ができるのか考えるべく過去データの分析を始めたばかりとなります。これから取締役会で議論を重ね検討を進めてまいります。引き続き真摯に対応してまいりたいと考えております。
Q-11. 自己株式15.7%を保有しているが消却しない理由を説明してください。
A-11. 自己株式15%保有につきましては今後どのようにしていくか、現時点では取締役会での議論が重ねられておりません。議論を重ねた上でご報告させていただきたく存じます。
Q-12. 自己株式の取得を行わなかった理由を教えてください。
A-12. 自己株式の件につきましてはインサイダー情報に関わりますので回答申し上げられませんが、資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応について検討していく中で自己株式の件につきましても同時に議論を行ってまいりますので改めてご報告させていただきたく存じます。
Q-13. ネットキャッシュが約130億円について、資金用途としてM&Aの可能性などはありますか。
A-13. M&Aは当社の考えとしてございません。ですが、技術提携につきましては積極的に行っており、他社様と技術協力のもと、ビジネスを広げてまいりたいと考えております。
Q-14. 現預金の運用について、具体的方針と組織的取り組みをお教えください。 前期決算書によりますと、現金及び預金131億円に対して、受取利息1千万円(利回り0.07%)と低利回りで運用されており、資本を効率的に活用されていないのではと感じました。
A-14. 第5次中期経営計画にてご報告しております通り、新規事業や環境対策を目的として設備投資を行ってまいります。ご指摘を真摯に受け止め、設備投資以外の活用については取締役会で議論してまいります。
Q-15. 第5次中期経営計画で掲げられた最終目標が、売上高・営業利益ともに大幅に乖離している中で、資本効率化のための唯一の施策と説明されてきた45億円の設備投資計画について、過去2か年で10億円実施されていますが、今後1年の見込みを教えて下さい。
A-15. 中期経営計画において設備投資の金額をご報告しておりましたが、COVID-19の影響が大きかったことから実施の時期が遅れております。引き続き新規ビジネス、環境対策、ワークフロー改革に対して設備投資を行っていく予定です。
Q-16. IR活動について個人投資家向けの説明会など実施は考えていますか。
A-16. アドバイスをいただきましてありがとうございます。決算説明会はもともとアナリスト様向けに始めていたものを、この数年ファンになっていただける方を増やすという目的でお取引様や共栄会の皆様へのご案内を始め、昨年からは株主様にご参加いただくという形で徐々に広げてまいりました。いただきましたアドバイスを基に、次回の決算説明会を検討してまいりたいと思います。
Q-17. 会社規模・売上・社員数から見て役員の数が多いのではないでしょうか。今後、削減する予定はありますか。
A-17. 5月30日開催の定時株主総会の議案である取締役候補者につきましては、昨年の10名から8名となっていますことをご報告いたします。また、この8名につきましては、当社の100年継続に向け必要な経験、スキルを有しておりますため、引き続き当社の経営に携わらせていただきたく存じます。