KIMOTOを応援してくださっている皆様へ
2027年3月期(2026年4月〜2027年3月)第2四半期(中間期)の連結業績は下記の通りとなりました。
| 単位:百万円 | ||||
| 連結 | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
| 2027年3月期 第2四半期(中間期) | 5,865 | 818 | 824 | 565 |
| 2026年3月期 第2四半期(中間期) | 5,583 | 820 | 872 | 633 |
2027年3月期第2四半期(中間期)の連結業績は、決して平坦な市場環境ではありませんでしたが、概ね計画通りの結果となりました。
高機能材料事業では、フィルム製品全体の売上が堅調な推移を見せました。とくに、AIデータセンター向けなどの電子部品製造工程用製品や、バッテリー製造工程用製品が好調で、業績を牽引しました。一方で、スマートフォン市場の低迷による遮光製品の伸び悩みや、中東情勢を背景とした原材料・エネルギー価格の高騰が利益面での課題となりました。これらに対しては、高付加価値製品への注力と、お客様へ丁寧にご説明を尽くしたうえでの価格改定を順次進め、収益力の改善に努めております。
デジタルツイン事業では、最先端の3D技術「SPLAT TWIN」が建設や製造業の現場で大きく広がりを見せています。道路拡幅や橋梁補修などのインフラ維持管理で高く評価されたほか、大手メーカー様における複雑な配管構造をもつ大型工場設備の移設シミュレーションとして本格導入されるなど、実証実験の枠を超えた大きな成果を生み出しています。また、コンサルティングも大きく飛躍し、受注業務ワークフロー改善やDX推進など、お客様の現場に深く伴走する支援姿勢が評価され、新たな大型受注へと結びついています。
技術部門では、高機能材料技術において、生産環境の整備と品質向上に向けた取り組みを進めました。三重・茨城両工場の外壁塗装をはじめ、液製造設備や測定機の更新を実施しました。また、開発面では、将来の製品開発と品質向上を目的に、塗工装置や試験機の導入・更新を進めました。デジタルツイン技術においては、3D関連業務の効率化に向けたアプリケーション開発を推進し、原価低減に取り組んでおります。
全社的な取り組みとしては、DXへの意識向上を目的として、デジタルツインとDXの繋がりを学ぶ勉強会を実施いたしました。本勉強会には全社の幹部が参加し、今後の変革に向けた学びを深めております。これからも全社一丸となってDXを推進し、さらなる企業価値向上に努めてまいります。
KIMOTOファームにおいては、「実りの百年米」が2026年度の有機JAS認証審査にて、塩崎圃場が「転換期間中有機農産物」の期間を終えて「有機農産物」に、新たに菖蒲脇圃場が「転換期間中有機農産物」として認証されました。有機栽培への取り組みが、着実に実を結んでおります。これからも食卓の安心と、自然と調和する持続可能な農業を目指してまいります。
第3四半期以降も、先行きが不透明な事業環境は続きますが、当社ならではの強みを活かして、新たな価値の創出に果敢に挑んでまいります。
KIMOTOファンの皆様には変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年 10月 30日
株式会社きもと
代表取締役社長 小林 正一
