KIMOTOを応援してくださっている皆様へ

5月に発表しました通り、2026年3月期より第6次中期経営計画がスタートしました。当社グループは、変化する社会環境や技術革新、環境課題に向き合いながら、持続的な成長と社会貢献を両立すべく、自社の強みを活かして新たなステージへ挑戦してまいります。地域と共に歩み、より良い未来の創造を目指します。
2026年3月期(2025年4月~2026年3月)第1四半期の連結業績は下記の通りとなりました。
単位:百万円 | ||||
連結 | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2026年3月期 第1四半期 | 2,735 | 315 | 317 | 227 |
2025年3月期 第1四半期 | 2,763 | 357 | 435 | 376 |
2026年3月期第1四半期の連結業績は、ほぼ計画通りの結果となりました。
高機能材料事業では、通信機器、輸送機器、産業機器向けを中心に全体として堅調に推移しました。米国や欧州での新規開拓や新製品投入、資材価格の上昇分を補うための販売価格への反映などにも着手しています。引き続き、展示会出展や環境配慮型製品の提案を強化し、ワールドワイドで販路拡大を進めてまいります。
デジタルツイン事業では、案件獲得に課題を抱えつつも、電線共同溝BIM/CIMモデル作成が設計会社、施工会社向けに堅調に推移し、点群図化案件や新サービスも展開中です。新製品や海外での展示会を通じてワールドワイド展開を進めるほか、製造業DXの技術を活かし自社工場での実証や効率化も加速します。今後も幅広い分野で新規受注の拡大を目指してまいります。
技術本部では、高機能性液関連設備の茨城工場への移設を完了し、今後の開発の加速を図ります。 さらに、大型設備投資を実施して製造環境の更新を進め、引き続き技術力強化と効率化を推進してまいります。また、これまで技術部門中心で行っていた改善テーマ発表会は、全社横断の取り組みへと広がり、各部署が改善テーマにチャレンジしています。今回は技術本部の改善活動が表彰され、大阪万博への研修旅行も実現しました。この経験が、今後のさらなる活躍につながることを期待しています。
また、今年も三重工場にて第19回KIMOTO杯(少年野球大会)を開催しました。楽しみながら全力でプレーをする子供たちの姿からは、たくさんの感動をいただきました。この経験が子供たちにとって、将来の大きな力となることを願っています。今後も地域の皆様と共に成長していきたいと思います。
KIMOTOファンの皆様には変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年 7月 30日
株式会社きもと
代表取締役常務 引場 孝
※2024年8月1日より、トップメッセージとIRメッセージをKIMOTOメッセージに統合しました。