取締役 Interview 首藤 宣幸

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取締役就任にあたり抱負をお聞かせください

3つの抱負があります。1つ目はKIMOTOが目指す「100年継続する企業」を実現するためにも「世の中のお客様のために役立つ」ことに尽力していきたいです。
2つ目は技術開発型企業として攻めの姿勢を持ち、お客様に寄り添う形で、売上と収益に貢献していきたいと思っています。
3つ目は、従業員が楽しく仕事ができて、笑顔を絶やさない会社にしていくことです。

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ご自身のミッションとそれに対する戦略をお聞かせください

顧客満足を追求していくことと、KIMOTOの強みを活かした技術提案・製品販売をさらに加速させることがミッションです。

それに対する戦略として、自動車メーカー様などにグローバルな提案を行うことを考えています。また、KIMOTOの強みを強化するような技術トレンド・次世代トレンドへの理解を深めて、社内に浸透させ、お客様への提案に活かしていくことも重要です。

大切にしている仕事への信念はありますか

「お客様第一」で精一杯のサービスを提供することが信念です。もう一つ、私の性格上、あきらめるのが嫌いで「ネバーギブアップ」という言葉が好きなため、ポジティブに仕事を進めることを大切にしています。

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ご自身の強みと弱みをお聞かせください

強みは、辛抱強く、嫌なことがあっても翌日には気持ちを切り替えられることです。体育会系の影響か、辛抱強さと「なにくそ」という精神が培われていて、負けず嫌いです。

弱みは、優しすぎる面です。仕事上「厳しく言うべき」というシチュエーションも当然あるわけですが、オブラートに包んでしまうところがあります。現場を長年経験してきたので、言われる側の気持ちが頭をよぎり、厳しい発言をためらわせてしまうのかもしれません。 ただやはり、厳しく言うべきタイミングでは言わなければ、とは思っています。

今までの仕事で一番印象に残っているのは何ですか

粘着製品の柱の一つになっている工程用粘着フィルム「Prosave™」(プロセーブ)を立ち上げたことです。普通であればあきらめてしまう難しい開発でしたが、お客様からのご要望に耳を傾け、技術本部と一緒に一つ一つ解決して仕上げることができました。
開発に成功したとき、お客様から「KIMOTOにお願いして本当に良かった」とお褒めの言葉をいただきました。そのひと言が、本当にうれしかったです。「Prosave™」は現在、KIMOTOの主力製品に成長しています。

こんな「KIMOTO」にしたいという未来予想図はありますか

いくつかありますが、売上を今の倍にして200億円規模になることは未来予想図の一つです。また、従業員一人一人が仕事を楽しくできて、笑顔を絶やさない会社であること。そして、お客様が困ったときに、まずは一番に声をかけていただける会社になっていること。 そんな「夢や理想を現実にできる」会社にしていきたいと思っています。

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※上記内容はいずれも取材当時(2023年6月)のものです。

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