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取締役 Interview 小野寺 洋子

初めてKIMOTOのことを知ったとき、どのような印象を持ちましたか
実は、社外取締役のお話をいただくまで、KIMOTOについて存じ上げておりませんでした。しかし、ホームページを拝見し、創業時の航空写真測量用フィルムを発端に技術力を蓄え、フィルム、デジタルツイン、コンサルティングなど、今日に至るまで多様な事業を国内のみならず世界を舞台に展開されていることを知りました。
その印象を一言で表現するなら、「すごい!」の一言です。常に世の中を見つめ、変革し続けている会社だと強く感じました。

社外取締役へのご就任をお引き受けいただいた理由をお聞かせください
私自身は、父が立ち上げた会社に入社し、約30年にわたって勤務した後に経営を引き継ぎました。
社長就任まで、社内外の多くの方からご指導やご助言をいただき、叱咤激励を受けながら、今の自分があると感じています。
これまでは、多くの方に支えていただいた人生でしたが、これからは、自分の経験が少しでもお役に立つことがあれば、力を尽くしたいと思い、お引き受けしました。
これまでのご経験の中で、KIMOTOに活かせそうだと感じていることは何ですか
自身の経営する会社を存続・発展させるうえで私が大切にしてきたのは、歴史や積み重ねてきた技術を守りながらも、新しいことに挑戦し続けることです。
これまでさまざまなことにトライしてきましたが、もちろん成功ばかりではなく、その何倍もの失敗も経験してきました。しかし、私は失敗こそが次の成功への「種」だと思っています。そうした失敗から得た学びや経験を、KIMOTOの皆さんと共有し、今後の発展に少しでも役立てていただければと思っています。

これまでのお仕事において、大切にされてきた信念や価値観があれば教えてください
一度きりの人生なので、後悔のないように生きたいと思っています。そのために、やりたいことは諦めずにチャレンジすることを自分自身に課してきました。
また、大きな決断をするときは、さまざまな方の意見に耳を傾けたり、必要な情報を集めて判断するよう心がけています。しかし、最終的に道を選択するのは、自分自身です。だからこそ、自分が納得したことだけを自分の意思で決断する、そんな当たり前のことを、心に刻んでいます。

Profile
1995年 株式会社光英科学研究所入社
2014年 経済産業省平成26・27・28年度戦略的基盤技術高度化支援事業
『複合乳酸菌発酵法を利用した大豆 を原料とする抗ストレス食品素材の
開発』プロジェクトリーダー
2021年 同社代表取締役社長
プライベートの過ごし方
休みの日には、単身赴任中の家族に会いに行くことが多く、飛行機や電車、車を使って移動しています。道中で美味しいものを楽しんだり、車窓からの風景を眺めたりする時間が、良いリフレッシュになっています。
また、ミュージカルや歌舞伎、落語などの舞台鑑賞も好きで、友人と行くこともあれば、一人でじっくり作品に浸ることも。日常から離れて心を整える大切なひとときです。
※上記内容はいずれも取材当時(2025年5月)のものです。