
こんにちは。リーマンショックの翌年に社長を拝命し、社業発展を百年継続とし、技術開発型企業への原点復帰、従業員にとって働きやすい職場環境の整備に努め、世の中にお役に立てる技術・製品をお取引先様に提供することを目指して走ってまいりました。
「あっ」という間の4年半が過ぎようとしています。
日頃より、皆様には大変お世話になり、誠にありがとうございます。
皆様のご支援に、ただただ感謝です。
さて、上半期を終了し、残念ながら売上は予算に届きませんでしたが、お蔭様で利益項目は全て予算を上回って
折り返すことができました。上方修正も思料いたしましたが、売上予算が未達成等を勘案し見送ることといたしました。
いよいよ第2ステージが開始というところですが、最近のトピックスをご案内いたします。
1. グループ目標として5期連続の増収増益を目指す(現在2期目)
全社員による努力が実りはじめます。
生産効率・品質・歩留の向上、営業効率・社員の質・キャッシュフローの向上など、三本部の努力による改善活動は、さらに強化・継続してまいります。
2. 経営戦略として、2016年までにドメインを一つにする
地域や組織にこだわることなく、多くの社員が複数の機能を持つようになりました。
2015年までに、よりコンパクトな組織によるダイナミックな事業展開を計画し、2016年には全世界へ展開する予定です。技術と品質には、とことんこだわりますが、地域や組織へのこだわりをなくすことで、事業スピードを速め、より効率的な経営を目指します。
3. FPD以外の事業スタート
・ ガラス窓貼り用の各種フィルム事業がリニューアルスタートしました。
負け組だった事業の立て直しです。
・ レーザー計測技術に対応したデータの作成・編集・運用が本格的にスタート。
創業以来の画像編集技術が生まれ変わり、新たな計測技術への対応が始まりました。
・ 製造業を対象とした「コミュニケーションデザイン」事業をスタートしました。
コミュニケーションの向上による製造ワークフローの改善ノウハウを、世界の製造業に向けコンサルティングします。
4. 新しい拠点
本年4月に韓国・ソウルと中国・深センに事務所を新設し、営業活動を開始しました。
従来の営業拠点(日本を含む)の多くは、市場変化に充分対応できていませんでしたので、6月の株主総会でのご承認を経て本社を移転し、事務所の更なる機能向上に向け取り組んでいます。
また、今後もビジネス環境の変化に対応するため事務所の新設を立案中です。
5. お米作りを中心とした地域貢献活動を継続する
今季の「実りの百年米」は76俵の収穫でした。
地域貢献活動の一環として、休耕地を活用したお米作りを始めてから3年が経ちましたが、来年より本格的に継続性のある事業として発展させ、 社会に貢献するための取り組みを更に推し進めて参りますのでご期待ください。
2013年11月14日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸