
2024年5月30日(木)に開催した第64回定時株主総会に関して、株主の皆様からいただいたご質問・ご意見に回答させていただきます。
貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
今後の参考とさせていただきますので、これからも変わらぬ応援をいただけますようお願い申し上げます。
2024年5月30日(木)に開催した第64回定時株主総会に関して、株主の皆様からいただいたご質問・ご意見に回答させていただきます。
貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
今後の参考とさせていただきますので、これからも変わらぬ応援をいただけますようお願い申し上げます。
Q-1. 資本コストや株価を意識した経営の実現について、事前質問に対し取締役と意見が一致していないため回答を差し控えるとのことですが、意見の統一は社外取締役の独立性に反しているのではないでしょうか。社外取締役の意見を伺いたいです。
A-1.【小林正一社長】
これまで議論が進んでおりませんでしたので、当社として結論が出ておりません。今後議論を深め見解をお示ししたいと考えております。
【伊藤麻美取締役】
完璧な会社は存在しないと考えております。社員の喜びも含めてやるべきことが多いと感じており、そのためにも取締役会での発言を続けてまいります。急激には変わることはできませんが見守っていただきたく存じます。
【根來恒男取締役】
これまでも公平に意見を聞いて助言をしておりました。今後の役員会においても助言をしてまいります。
Q-2. 株価が10年前と比べて大幅に低下し、配当金額も増加していません。いかに企業価値向上・マーケットの信任を図っていくのでしょうか。
A-2. 働き方改革およびグローバル化が重要と考えております。取締役会での方向性に間違いが無いよう、見てまいります。
Q-3. ROEが10年以上8%以下の状態が続いている原因は過剰な資本によるいびつな資本構成と考えられます。どのように最適化できると考えているのでしょうか。
A-3. これからの投資案件に投入してまいりたく存じます。取締役会にて決議し、次年度にて進めていければと考えております。
Q-4. 過剰資本が三方良しを阻害しています。要因としてネットキャッシュ140億円が挙げられますが、従業員の給料の引き上げおよび成長投資への設備投資並びに積極的な株主還元など取締役会への提案をしたことはあるのでしょうか。
A-4. 社員への還元について発言したことがございます。現在は対話や体制のケアを実施しております。
Q-5. 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応の開示時期はいつか教えてください。
A-5. 指標の分析を始めておりますので、開示時期が明確になり次第開示いたします。
Q-6. 自己株式15.7%を保有しているが消却しない理由を教えてください。
A-6. まず業績の回復を一番に進めております。今後取締役会で議論を進めてまりいます。
Q-7. 中期経営計画の進捗について開示がない理由を教えてください。
A-7. 第5次中期経営計画からはCOVID-19の影響で市場が大きく変化したため、乖離してしまいました。早急に議論を重ね次の第6次中期経営計画の作成を進め、開示できればと考えております。
Q-8. 中期経営計画との乖離と設備投資の不実行および株主還元について教えてください。
A-8. カーボンフリーに向けた投資および研究開発設備の三重工場移設に合わせて投資を進めており、分かり次第ご報告させていただきたく存じます。
Q-9. 決算説明会で質問したデジタルツイン事業部の業績についてホームページに記載がない理由を教えてください。
A-9. 意図的に削除した経緯はございません。早急に対応いたします。
Q-10. 決算説明会の資料の充実について、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
A-10. 皆様からいただいたアドバイスを参考にし、真摯に対応してまいります。
Q-11. 赤字を計上し続けている米国事業についてお聞かせください。
A-11. 利益を出せるよう6年半前からワールドワイドで新規の開拓に力を入れてまいりました。また赤字削減も併せて行っており昨年度は人員整理も実行いたしました。本事業年度は収支プラスマイナスゼロを目指しております。
Q-12. 上場の一旦廃止について、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
A-12. 上場は継続する考えであり、企業内の健全な野党を持つことが重要であると考えております。
Q-13. 政策保有株の縮減について教えてください。
A-13. 持ち合い株は解消の方向で進んでおります。
Q-14. KIMOTO VOICEにかけるコストがあるなら決算説明会資料の充実を要望します。
A-14. アドバイスを参考にさせていただきます。
Q-15. 木本会長が代表権を失くされた意図について教えてください。
A-15. 自律分散型のグループ経営を推し進めるためであり、代表取締役の3名が実力を発揮すれば会長の木本を凌ぐであろうと考えております。どうぞご期待下さい。
Q-16. ホールディングカンパニー制への移行についてお聞かせください。
A-16. 移行は考えておりません。
Q-17. 本社の所在地変更により機能も移転するのでしょうか。
A-17. 本店は三重に移すが埼玉の機能そのものはグローバルネットワークを用いて遂行してまいります。
Q-18. 株主総会のお土産について、なぜ日本酒がなくなったのでしょうか。
A-18. シンガポールでの販売を目指しましたが思うように進みませんでした。そのため日本酒の製造を一旦止めて、マーケティングから再検討したいと考えております。