KIMOTOを応援してくださっている皆様へ


2024年3月期(2023年4月〜2024年3月)第1四半期の連結業績は、残念ながら苦戦の状況が続きご期待に沿えない結果となってしまいました。しかしながら、予断は許さないものの、徐々に受注量が増えており、回復に向かっております。
その中で今年も多くのKIMOTOファンの皆様に御出席いただき、5月31日に会場またはオンラインによるハイブリッド参加型の形式で株主総会を開催することが出来ました。お忙しい中、御参加、御視聴いただき本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
さて2024年3月期第1四半期のトピックスにつきまして、フィルム事業は世界的な半導体不足により低迷しておりましたスマートフォン業界、自動車業界において、徐々に回復傾向にあり、東アジアやヨーロッパを中心に受注量が増加してきております。引続きワールドワイドで情報を共有しながら拡販活動に努めてまいります。
技術本部は製品化の件数を4倍にアップすることを目標に掲げ業務内容を根本的に見直し、分業制度をスタートしました。開発プロセスについて、設計と実験を分業することで工数を飛躍的に高めることができるという仮説のもと、多能化が進む工場にて実験作業を進めております。この取り組みの結果、設計と実験の工数が増加し、仮説が実証できてまいりました。今後も新製品開発と製造の技術的な改革を継続し、生産性を高め続けてまいります。
DigitalTwin事業部においては、DXにより製造業界と土木業界へ貢献すべく進めております。その取り組みの一つとして「KIMOTO DX セミナー」と称しまして、新規のお客様を対象に、製造業様向け・建設業様向けに各1日の計2日間にわたりセミナーを開催しました。今年に入り福岡・大阪・仙台で開催しました。当社としては初めての有償セミナーであり、対面方式で行っております。有償にすることでお客様も課題を持って参加されており、私たちも今までの実績をもとに実例を交えたお話をさせていただくことで、両社にとって有意義なセミナーになっていると実感しております。また、成果も出てまいりました。引続き色々な戦略を検討しながら、お客様へ貢献出来るよう取組んでまいります。
KIMOTOファンの皆様には今後とも変わらぬ応援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2023年 7月 28日
株式会社きもと
常務取締役 営業本部長 兼 Digital Twin事業部長 小林 正一
