KIMOTO杯2024
第18回 KIMOTO杯が、6月22日・6月29日に開催されました。

6/22(土)大会1日目
不安定な天候の中、何とか耐えて試合を最後まで行うことができました。
今年は10チームがKIMOTO球場・阿下喜小学校グランドにて熱戦を繰り広げました。
1日目のいくつかの試合をピックアップ!
「ドラゴンフライいなべ vs 治田(はった)スポーツ少年団」
治田スポーツ少年団は試合開始直後に猛攻を仕掛け、瞬く間に5点を先取し、試合を優位に進めましたが、ドラゴンフライいなべのピッチャーは気迫のこもった投球で相手打線を封じ込め、試合の流れを徐々に変えていきます。最終回には怒涛の追い上げを見せ、1点差まで詰め寄る展開に持ち込みました。しかし、攻撃時の走塁ミスが勝敗のわずかな差となり、治田スポーツ少年団が勝利を手にしました。
「山郷スポーツ少年団 vs 竜岳ファイターズ」
山郷スポーツ少年団が序盤に粘りを見せましたが、試合の流れが大きく変わったのは4回表。竜岳ファイターズは送りバントやスクイズを駆使して大量得点を奪い、一気に試合を決定づけました。竜岳ファイターズはその後も攻守ともに安定したプレーを披露し、2つのダブルプレーを完成させるなど、その手堅さが勝利につながりました。山郷スポーツ少年団にとっては悔しい結果となりましたが、彼らの粘り強さと諦めない姿勢にチームの強さを感じました。


「阿下喜野球少年団 vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
序盤は互いに堅い守備で得点を許さず、緊迫した展開が続きました。試合の流れが変わったのは4回裏。員弁ビッキーズがランニングホームランで2点を先制し、その後も2点追加。5回裏には3ベースヒットで1点を加え、試合を決定づけました。阿下喜野球少年団は序盤、果敢に員弁ビッキーズに立ち向かい見応えのある試合を展開しました。選手たちは最後まで粘り強く戦い、全力を尽くしましたが、堅実な攻守を見せた員弁ビッキーズが勝利を収め準決勝へ進みます。
「神田ブルーレイズ vs 笹尾西スポーツ少年団」
1回表、神田ブルーレイズはノーアウト3塁の絶好のチャンスを迎えましたが、笹尾西スポーツ少年団の堅固な守備に阻まれ無得点。2回裏には笹尾西スポーツ少年団が2、3塁のチャンスを生かし、ヒットで2点を先制しました。試合の転機は4回表に訪れました。神田ブルーレイズが一挙に3点を追加し、試合をひっくり返します。さらに5回表にはスクイズプレーで1点、その後も2点を加えてリードを広げました。一方、笹尾西スポーツ少年団はチャンスを生かせず、追い上げを図れませんでした。神田ブルーレイズは集中力を発揮し終盤に猛攻を仕掛け、逆転勝利で笹尾西スポーツ少年団を下しました。


6/29(土)大会2日目
朝は雨模様の空でしたが次第に回復、ぐんぐん気温は上昇しうだるような暑さの中での試合となりました。
準決勝 第一試合 「治田(はった)スポーツ少年団 vs 竜岳ファイターズ」
試合は1回表から動き出し、治田スポーツ少年団のキャッチャーが見事なダイビングキャッチを見せましたが、竜岳ファイターズの機敏な盗塁とバントで先制点を許します。しかし、治田スポーツ少年団もすぐに反撃。2回裏、センターオーバーのヒットが相手のエラーを誘い、一気にホームインして同点に追いつきました。その後も両チームとも譲らず、1点を争う好ゲーム。治田スポーツ少年団が4回と5回にそれぞれ1点ずつを追加し、竜岳ファイターズの反撃を封じました。このリードを守り抜き、見事に決勝進出を果たします。この接戦を制した治田スポーツ少年団の勝利は、チームの団結力と粘り強いプレーの賜物です。
準決勝 第二試合 「神田ブルーレイズ vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
序盤、神田ブルーレイズがタイムリーヒットで先取点を奪うも、員弁ビッキーズは俊足を生かした攻撃で同点に追いつき振り出しに戻します。3回裏、員弁ビッキーズの打者が2ランホームランを放ち逆転。しかし、神田ブルーレイズは5回表に連続タイムリーを決め、再びリードを奪い返します。だが、その裏、員弁ビッキーズも好走塁とタイムリーで応戦し、土壇場で同点に持ち込みました。試合はタイブレークに突入。緊張感が最高潮に達した6回裏、1アウト満塁の場面で、員弁ビッキーズが内野安打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。両チームの意地と実力が存分に発揮された素晴らしい試合でした。
決勝戦 「治田(はった)スポーツ少年団 vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
治田スポーツ少年団と員弁ビッキーズ、両チームは準決勝での接戦を制し、決勝戦への勢いを増していました。試合開始から両チームの堅い守備が光り、スコアボードは2回終了時点でも依然として0点のまま。緊張感が高まる中、3回表で治田スポーツ少年団が、試合の均衡を破る1点を先取しました。しかし、これに対して員弁ビッキーズは4回裏で2、3塁のチャンスを巧みに活かし、見事な2ランスクイズを決めて逆転に成功。さらに、追い打ちをかけるようにもう1点を追加しリードを広げます。治田スポーツ少年団は追い上げを試みましたが、員弁ビッキーズの守備陣は鉄壁を誇り、5回表を無失点で抑え、員弁ビッキーズは13年ぶりの栄冠を手にしました。走攻守に優れた両チームらしい、息をのむような決勝戦となりました。員弁ビッキーズの皆さま、優勝おめでとうございます!
優勝「員弁ビッキーズ」キャプテンのコメント
チームが一つになった最高の2日間でした。今年はまだ優勝のタイトルを獲得していなかったため、絶対に取りたいという思いがあった。KIMOTO杯が始まる2週間前から、特に練習に力をいれ自主練も頑張りました。その努力が実を結び、自分たちの力で優勝を勝ち取る事ができたので、本当に嬉しい!去年は決勝戦で神田ブルーレイズに敗れましたが、今年はリベンジできたことも嬉しいです。




大会を終えて…
どのチームも最後まで楽しみながら全力プレーを見せてくれた感動の2日間でした。
皆さん、本当にお疲れ様でした!勝利の喜びも、敗北の悔しさも、次の練習へのモチベーションにつなげて、さらなる成長を目指して頑張ってください。
試合後、今年も皆さんにかき氷を提供させていただきました。それぞれ好みのシロップを選んで、楽しんで召し上がっていただきました。かき氷に夢中になる子どもたちの笑顔がとても微笑ましかったです。
各チームの関係者・ご家族の皆さまのご協力を得て、怪我もなく無事に大会を終えることができました。本当にありがとうございました。
来年も是非、KIMOTO杯でお会いできることを楽しみにしています。


試合結果
