監査役 Interview 鈴木 亮介

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監査役の役割と、監査する上で心がけていることを教えてください

常勤監査役の役割はグループ全体を⾒渡し、適切に執行されているか目を配り、気づきを皆さんへフィードバックすることです。グループ全体で起こることに対して助⾔やアドバイスを求められるので会社関連の法律、世の中の状況などはウォッチングし続け、知識を⾼めておくことが必要になります。
そのためには⽇々、勉強すること、特に⾃分が不得意な分野については積極的に勉強することを⼼がけていますが、私の知識にも濃淡があるため、専⾨知識のある社外監査役の⽅々から助⾔をいただいています。社外監査役の⽅々と常に情報共有を⾏うのも私の役割だと思っています。 先⼊観をなくし、尚且つ、現場へ⾜を運んで社内を回り、気づきの感度を⾼められるよう努めています。
監査役になった当初は、不得意な分野だった⼯場のことを知るために茨城⼯場へよく通い勉強しました。

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監査役就任の話がきた時はどう思いましたか

一般論として、年齢を重ね、業界に精通し長く関わった方が就任される印象がありました。私の年齢で監査役が経験できるということは、会社全体を見渡すいいチャンスだなと思いましたし、楽しんでトライできると感じました。
管理本部長の経験もあったので、取締役の方々の苦労がわかります。非常に大変なので、そういう方々を支えてあげられるよう、自分の経験、色々な気づきも伝えていければなと思いました。

監査役になって変わったこと、また、やり甲斐を感じるのはどんな時ですか

監査役になったことで、⼀拍おいて広い視野で⾒られるようになりました。管理本部時代は全社を⾒ているようで、実際はなかなかグループ全社に⽬を向けることが出来ていませんでした。今では、技術、⼯場系の話から海外の関連会社など、関⼼が全社へ向くようになりました。
また、執⾏側から監査の報告を受けて、それらが改善されたと伺った時などはやり甲斐を感じます。

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KIMOTOへの期待と、今後の課題について教えてください

取締役が若返り、様々なことに挑戦していくのではないかと期待しています。新しい感覚で会社を牽引していっていただきたいと思います。
また働き方も大きく変わってきています。皆さんがそれらの波を上手に捉え前に進んでいっていただきたいと思います。

残りの任期、どのように活動していきたいですか

監査役の諸先輩方が残している監査役資料をみると、基本的にやっていることは変わっていません。ただしCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響で監査⽅法にも工夫が必要となり、今までの常識が常識でなくなってくると思います。新たな常識のもとで適正な監査ができるようバランスを取りながら進めたいと思っています。

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※上記内容はいずれも取材当時(2020年8月)のものです。

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