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監査役 Interview 原口 純一郎

監査役の活動内容、監査する上で心がけていることを教えてください
社外監査役としては、取締役会に参加し、業務が適正に行われているのか監査することが本来の業務となります。
私は財務経理の仕事を経験したことがありますので、決算など数字に関することは会計原則や税法に照らして正しく処理がされているのか、ということを常に意識をしており、取締役会でも積極的に申し上げるよう心がけています。
そのため、会社から提出された資料については、時間はかかりますが全て目を通し、内容を確認するように努めています。
また、会社のことをよく理解するために毎年、三重工場と茨城工場を訪問して現場を見学するとともに、働いている従業員の皆さんにもお話を聞かせてもらっています。
監査役就任の話が来た時はどう思いましたか

お話をいただいた時に縁を感じました。
私が所属する東京中小企業投資育成はKIMOTOの株主として長年お付き合いさせていただいており、私は1999年から6年間、担当として新宿3丁目の旧本社オフィスによくお伺いしていました。当時の丸山前社長から「社外監査役の候補を探している」というお話を聞いた際に、弊社でお手伝いできるのではと考えて人事に話をつないだことで、弊社から推薦した者が社外監査役に決まりました。そんな経緯を思い出し、強い縁を感じるとともに、ありがたいお話だと思いました。
KIMOTOに対するイメージと、強みはどのような点だと思いますか
木本社長をはじめ、皆さんが会社を変えていきたいという思いを持っていることを強く感じます。常に新しいことにチャレンジし、変わり続けようとしている会社だと思います。
また、木本社長がKIMOTOの全従業員と毎年1回面談しているということを聞いて、とても驚きました。私も人事部長時代に数か月かけて100名弱の全従業員と面談をした経験がありますので、その大変さがわかります。社長が毎年500名弱の全従業員と面談している会社は稀有な存在です。木本社長が一人一人の従業員のことをよくご存知なことが、KIMOTOの強みになっていると思います。
今後の課題と、KIMOTOへの期待について教えてください

今回の株主総会で新しい取締役の方々が選任され、会社の変革が加速されていくと思います。どんな風に変わっていくか楽しみです。
より良く変えていくには、新しい取締役だけでなく、周りの方々の協力が課題となります。会社の変革を周囲の方も一緒に盛り上げていく、そんな気運を皆さんで作っていただくことを期待しています。
残りの任期、どのように活動していきたいですか
今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、工場訪問は難しいので、鈴木監査役にお願いし、従業員の方ともWeb面談の機会を作っていただきたいと考えています。KIMOTOだけでなく世の中も大きく変わろうとしている時に、従業員の皆さんがどのように考え、仕事をされているのかを理解した上で取締役会に臨みたいと思います。

※上記内容はいずれも取材当時(2020年8月)のものです。
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