取締役 Interview 小林 正一

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ご自身のミッションは何ですか

Digital Twin事業部の黒字化が最大のミッションです。
前期、黒字化の目標に向かって事業部みんなで進んできましたが、残念なことに目標に対して売上が少し足りませんでした。今期は確実に達成するということを念頭においてスタートしています。

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事業部の今後の展開を教えてください

今期から、ROMグループ、コミュニケーションデザイングループが加わり、データキッチングループとともに一つになりました。得意分野を活かし、お客様へ幅広いアプローチを行っていきます。様々なご要望にお応えし、あらゆるデータ取得や加工、アプリケーションなどをパッケージ化してご提供できるようにいたします。

また、高品質でよりよいものをお届けするためには、中国現地法人の瀋陽木本実業有限公司(SKI)との連携が欠かせません。SKIと連携を強化し、メンバーで力を合わせDigital Twin事業部を盛り上げていきます。 将来の事業の拡大と技術の進化のためには、デジタルツイン関連会社やソフト開発メーカーなど様々な会社と手を組むことが必要不可欠だと考えています。

仕事で一番印象に残っているのはどんなことですか

国土地理院保有の航空写真ネガフィルムをデジタル化したことが一番印象に残っています。
機械の老朽化や材料が無くなっていく中でデジタル化へ向けての提案が実り、全体の95%をKIMOTOで受託作業しました。現在はそのデータを活用して日本地図センター様経由で販売しています。

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COVID-19(新型コロナウィルス)の影響は

お客様へ直接訪問はできませんが、受注した仕事はほぼ在宅勤務で作業ができているので影響はそれほど感じません。他社は、会社へ行かないと作業ができないところが多い中、KIMOTOでは問題なく作業ができることをお伝えしたところ、数社からお仕事をいただいているケースもあり、この状況を逆に活かせています。お客様とのやり取りで課題はありますが、在宅勤務ができて、クラウド環境を整えていることがKIMOTOの強みであり、武器であると改めて感じました。

SKIも作業を行なっていますが、こちらの稼働率もほぼ回復しています。今後、民間企業はこの影響で投資を見合わせるところが増え、仕事に影響が出てくるという懸念はあります。

大切にしてきた仕事の信念を教えてください

仕事の信念は、まずお客様を第一に考えることです。
お客様に喜ばれることが一番のやりがいですし、 そこは昔からずっと変わりません。これからも、お客様に喜ばれることを一番に考え仕事がしたいなと思っています。

こんな「KIMOTO」にしたいという思いはありますか

業界、業種問わず困ったら「KIMOTO」と言ってもらえるような、そんな会社にしたいです。 お客様から常に、あの会社凄いな、素晴らしいな、困ったら何でも相談できる「困った時のKIMOTO」とお客様に言っていただける会社にしたいですね。

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※上記内容はいずれも取材当時(2020年6月)のものです。

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