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取締役 Interview 引場 孝


ご自身のミッションとそれに対する戦略は
お客様に喜んでいただける製品の販売と売上アップが今期のミッションです。
数年前から、日本国内はもちろん海外で様々な業界に営業展開を行っています。特に今期は、車載関連の売上倍増と販売強化に注力するため、プロジェクトを新設しました。
VDA6.3(ドイツ⾃動⾞⼯業会)、IATF16949(国際⾃動⾞産業特別委員会)という⾃動⾞産業の品質に関わる認証取得も予定しています。 取得すれば多くのお客様への貢献で好影響を及ぼすことになります。他にはウィンドウフィルムも攻めていきます。
また、フィルム製品の主力であるスマートフォンやタブレットに使用されるIoT関連製品もまだまだいけると考えています。ここ数年だけ見ると苦戦している製品もありますが、業界全体では需要は確実にあり、こちらにも力を注いでいきます。
今期、力を入れることは
大きく分けて2つあります。
1つ目は、前期より新規実績が実った工程用粘着フィルム(プロセーブ)は継続して力を入れていきます。「粘着」をキーワードにKIMOTO製品同士の結びつきを強く深くしたいと考えています。例えばハードコート+粘着、遮光フィルムのコーティング層+粘着、光拡散層+粘着など幅広い分野に対応し国内外で販売を行っていきます。
2つ目に、チームプレーで総合力を高めたいと考えています。メンバーも経験豊富ですし、良いところを出し切って総合力が高まれば、売上も人もどんどん伸びていくと思います。認め合い、お互いの意見を共有することで、大切なコミュニケーションへと繋がります。高めた総合力で、どのメンバーがどのお客様へ提案をしても、常に最高の提案ができる環境を作っていきます。

今までの仕事で印象に残っていることはどんなことですか
お客様にブラザー(兄弟)と呼ばれたことが一番嬉しかったです。よくやってくれた!と言う意味ですよね。お客様の要望通りの提案ではなく、お客様にとって一番何が良いかを考えて提案した時に言われた言葉でした。
「いま作らなきゃダメ!」な状況で、年間100日ぐらい三重工場に行って工場メンバーと一緒になって製品を作り上げたことは大きな財産となりました。コミュニケーションがあったからこその成功事例だと思っています。
大切にしてきた仕事の信念は何ですか
「努力は才能に勝る」という言葉を大切にしてきましたが、去年の12月に「夢中は努力に勝る」という言葉を木本社長が仰っていて、夢中になれることも大切だなと思い始めています。
努力は裏切らないですが、努力を超える「夢中になる」になれる仕事をしていきたいですね。

※上記内容はいずれも取材当時(2020年6月)のものです。