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2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)第3四半期の連結業績は下記の通りとなりました。
単位:百万円 | ||||
連結 | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2025年3月期 第3四半期 | 8,650 | 1,182 | 1,254 | 991 |
2024年3月期 第3四半期 | 7,165 | 65 | 168 | 103 |
2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)第3四半期の連結業績は、引き続き対前期比で増収増益の結果となりました。
フィルム事業については、引き続き輸送機器・通信機器向け高付加価値製品や、製造工程で使用する製品が堅調に推移し利益に貢献いたしました。この成長を維持しつつ、更に新市場に向けて1製品でも多く拡販につながるよう、販売活動を強化してまいります。当四半期中には、中国・ドイツにて展示会に出展しました。新たなビジネスチャンスを創出するため、ワールドワイドで積極的に営業活動を展開してまいります。
デジタルツイン事業では、能登半島地震や河川氾濫対応におけるUAVレーザ計測や点群データを活用した図面作成業務を複数受注しました。これに加え、災害対応以外でも点群データ活用の需要が拡大しており、製造業DX分野では、自動車業界向けに点群データ利活用の提案をしております。当四半期中には、「工場再編」をキーワードに掲げ展示会や内覧会に出展し、点群データの利活用を通じて[はかる][つくる][みる]のトータルサービスを提案しました。これらの新たな取り組みを通じて、災害対応や製造業DX、そして点群データのさらなる活用分野で価値を提供することで、社会課題の解決に貢献してまいります。
技術本部では、アウトプット(開発品の製品化数)4倍を目標に場所にとらわれない働き方を進めるとともに、温室効果ガス排出量の「見える化」サービスを導入し、環境データ提出の迅速化とCO2削減施策を具体化することで、加速する世界的な環境規制に対応します。これらの取り組みを通じて、生産性向上と持続可能な社会の実現を目指し、新製品開発や工場DXを推進しながら、高付加価値製品の売上拡大と環境規制対応の強化に努めてまいります。
その他の取り組みとしましては、今年度も三重工場にあるKIMOTOダリア園にて摘み取りイベントを開催しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後もKIMOTOファンの皆様をはじめ、幅広いステークホルダーの皆様にも積極的にイベントや対話の場を設けることで、相互の信頼を深め、共に成長していくことを目指してまいります。
最後に、「日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編」において3.5星に認定されましたことをご報告申し上げます。今回認定いただけたのは、日頃よりご支援をいただいている皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。これを励みに、社員一人ひとりが輝ける環境づくりと、持続可能な社会への貢献を目指し、さらに精進してまいります。
KIMOTOファンの皆様には変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年 1月 30日
株式会社きもと
代表取締役社長 小林 正一
※2024年8月1日より、トップメッセージとIRメッセージをKIMOTOメッセージに統合しました。