KIMOTOを応援してくださっている皆様へ

2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)第2四半期(中間期)の連結業績は下記の通りとなりました。
単位:百万円 | ||||
連結 | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2025年3月期 第2四半期(中間期) | 5,776 | 814 | 768 | 627 |
2024年3月期 第2四半期(中間期) | 4,618 | △109 | 7 | △1 |
代表取締役3名による新体制がスタートし半年が経過しました。お蔭様で2025年3月期第2四半期(中間期)は対前期比で増収増益の結果となりました。
フィルム事業については、自動車・通信機器向けの高付加価値製品が引き続き堅調に推移し利益に貢献いたしました。新たに取り組んでいるEV(電気自動車)バッテリー向け部材、半導体製造工程用製品につきましても堅調に推移いたしました。当四半期中には、米・中にて展示会にも出展しました。今後も展示会に積極的に出展することで、より多くのお客様にその魅力をお伝えしながら、売上の拡大に努めてまいります。
デジタルツイン事業においては、BIM/CIMモデル作成のお客様での内製化が進むにつれ、建設業界での既存作業の受注は減少しているものの、当中間期において製造業界向けDXコンサルティングの受注を獲得いたしました。今後も製造業の皆さまへ、当社の工場DXの経験を活かし、同じ製造業を経験するKIMOTOだからできるサービスを日本だけではなく海外へも展開してまいります。 当社は、働き方改革と製造業DXの相乗効果で、皆さまのDX推進に貢献してまいります。
技術本部では、アウトプット(開発品の製品化数)4倍を目指し、場所にとらわれない効率的な開発体制へ向けて製品開発のワークフロー改革が着実に進んでおります。その一環であるフィルム製品開発に関連する試験機器の埼玉技術開発センターから三重工場への移設が、8月末に無事完了しました。今後も、新製品開発と製造における技術的な改革を継続し、生産性の向上を図ることで、高付加価値製品の売上に貢献してまいります。
KIMOTOファームでは、今年から「実りの百年米」が生まれ変わりました。有機JAS認証を目指し、苗作りから農薬・化学肥料を一切使用せず、自分たちの手で一から育て上げたお米は、美味しさを示す食味値が過去最高の92点となりました。また、今年で6年目を迎えるKIMOTOダリア園は9月に無事開園することができ、遠方からも多くの方に足を運んでいただいております。リピーターの方も増えてきており、皆さまに憩いの場としてお楽しみいただいていることを嬉しく思います。これからも地域の皆様と共に歩み、共に発展していけるよう活動を続けてまいります。
当社は常に全方位的視点で改革を推し進め、働き方改革やワークフロー改革などゼロベースで自律分散型組織のもと進めております。その根底にある、進化していく中でも変わらない一番大切なものは「人」であること、家族経営と従業員ファーストです。従業員の成長が当社の改革を支えています。これまで以上に「自律型」な従業員が育つよう、多能化や社内プラットフォーム活動など、能力を発揮できる場を積極的につくり、従業員一人一人が柔軟な働き方の中で輝けるよう改革を進めてまいります。
KIMOTOファンの皆様には変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年 10月 29日
株式会社きもと
代表取締役常務 山田 資子
※2024年8月1日より、トップメッセージとIRメッセージをKIMOTOメッセージに統合しました。