KIMOTOを応援してくださっている皆様へ

2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)第1四半期の連結業績は下記の通りとなりました。
単位:百万円 | ||||
連結 | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2025年3月期 第1四半期 | 2,763 | 357 | 435 | 376 |
2024年3月期 第1四半期 | 2,112 | △260 | △178 | △188 |
2024年4月より代表取締役3名による新体制がスタートし、2025年3月期第1四半期は対前期比で増収増益の結果となりました。第2四半期も引き続き堅調の見込みのため、業績予想を上方修正いたしました。
フィルム事業については、電子デバイス関連製品の遮光フィルムや電子部品の工程用粘着フィルムが堅調で利益に貢献いたしました。また、自動車向け内装部材も欧州や米国で順調に売上を伸ばしております。当四半期中には、米・独にて展示会にも出展いたしました。今後も引き続き、ワールドワイドに展開を進めてまいります。
デジタルツイン事業においては、BIM/CIMモデル作成のお客様での内製化が進むにつれ、建設業界での既存作業の受注は足踏み状態にあるものの、電線共同溝などの新規案件は増加しております。また、モデル作成支援ツールの開発を進めることで、今後の新規顧客の獲得を目指しております。一方、製造業DXでは、3D関連サービスやデータ利活用提案の展開を継続し、製造工場向けの提案を進めております。さらに、建設業界を中心にワールドワイドな展開を推進しております。
技術本部では、アウトプット(開発品の製品化数)4倍を目指し、効率的な開発体制を構築するためのワークフロー改革が着実に進んでおります。今後も新製品開発と製造の技術的な改革を継続し、生産性を高めて高付加価値製品を増やしてまいります。
また、当社は新たなステージに向け、7月1日に本店を埼玉県さいたま市から三重県いなべ市へ移転いたしました。主力生産拠点に機能を集約することで、情報共有の効率化や製品開発・生産の迅速化を図り、技術開発型企業としてワールドワイドの市場に適応できる体制を強化いたしました。さらに、ファーム事業をはじめとした地域との繋がりを深めており、今年も三重工場にて第18回KIMOTO杯(少年野球大会)を開催しました。今後も地域の皆様とともに発展を遂げていきたいと願っております。
これからも社会への貢献と世の中のお役に立つ企業を目指してまいります。
KIMOTOファンの皆様には変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年 7月 31日
株式会社きもと
代表取締役常務 引場 孝
※2024年8月1日より、トップメッセージとIRメッセージをKIMOTOメッセージに統合しました。