2020年3月期 第2四半期の業績について

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KIMOTOファンの皆様へ


第2四半期を終了し、誠に残念ながら7月に修正した予想を下回る業績で上半期を終え、当事業年度2度目の下方修正をいたしました。
KIMOTOファンの皆様にはご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。 心より深くお詫び申し上げます。

主な要因は、北米の現地法人KTI(KIMOTO TECH, INC.)において、事業環境の変化に伴い、今後の業績見通しを踏まえて検討した結果、固定資産の減損を実施し特別損失(654百万円)を計上したことです。
それに伴い、個別(日本)決算において、関係会社株式評価損(特別損失:746百万円)を計上しましたが、連結決算上消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
また、KTIの今後の活動に備え、財務体質の改善策として、デット・エクイティ・スワップ(債務の株式化)および増資、減資を11月に実施いたします。

現在、当社で開発している新規分野や新しい技術の案件など、将来へのユニークな製品開発案件の多くは、米国市場から生まれています。KIMOTOグループ技術の要となるKTIに、今回の投資を行いましたことをご理解いただきたくお願いいたします。
「世界最大のマーケットでアイデアを頂戴し、世界に貢献できる製品を開発・製造する」創業者から継承した、KIMOTO精神にもとづき、米国での挑戦を続けてまいります。

今期、新しく立上げましたデジタルツイン事業につきましては、1歩ずつですが成果が生まれ始めており、大きな伸びしろがあることをご報告申し上げます。

KIMOTOグループ全社一丸となって業績回復に努め、これからも、世界に通用する魅力的で高品質な製品開発・サービスに、より一層尽力してまいりますので、皆様の暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

2019年 10月 30日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸

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