
KIMOTOファンの皆様へ
第1四半期の業績は、ほぼ予定通りとなりました。
これもファンの皆様による温かい応援と、従業員の努力の成果があったからこそだと思います。
さて、現在、世界が大きく変化をしています。
IIoT(インダストリアルインターネットオブシングス)やAI(人工知能)、ロボットの増加等、電子工業品は今後5年で5倍から20倍必要になると言われています。
電気自動車等を利用した無人運転は実現への道を急速に進み始めました。
日本政府は「Society5.0」を第5期科学技術基本計画として打ち出し、フィジカル空間(現実)とサイバー空間(仮想)を融合させるという動きが活発になりつつあります。これを世界各国では「デジタルツイン」と呼び、データの安心・安全がより重要となります。当社のデータキッチン事業は世の中の変化やニーズに対応するデータ整備に貢献します。
働き方改革が毎日のようにメディアで取り上げられています。お陰さまで当社は9年前から取り組んだ改革の成果として、多くの企業がこれからという改革の第一段階を全て終了し、現在は見直しおよび運用の適正化を図っています。この改革をコンサルティングの一つとして事業項目に追加を考案中です。
フィルム事業はより少量・多品種・短納期にて高付加価値機材ニーズが高まっています。
日本とアメリカで設備をしたコンパクトコーターは市場のニーズに対応し、益々の活躍を予定しています。
世界の経済・社会環境はナショナリズムを基本に、従来よりも不確実な環境になりつつありますが、KIMOTOは「地球は一つ」という信念で、世の中のお役に立てるよう努力を継続して行きますので、引き続き変わらぬご支援とご鞭撻を承りますようお願い申し上げます。
2018年 7月 27日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸