2018年3月期第2四半期の業績について

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KIMOTOファンの皆様へ

半期の折り返しは、ほぼ予定通りの成績で決算を終えることが出来ました。
後半戦に失速した前事業年度を反省し、ぬかりなく事業展開を行ってまいります。

きもとグループの現事業年度テーマは「楽しく、スマートに、勝つ」といたしました。
各グループのトピックスをご報告いたします。

1)KAG(スイスきもと)が10年以上ぶりに黒字化見通し。
しかも自社製造品販売による黒字化は20年以上ぶり。
単なるラッキーではなく、約8年を費やした欧州事業の再構築が成功しています。

2)KTI(アメリカきもと)の新規製造ラインが2017年8月より稼動。
アメリカを中心とした、新規開発依頼への対応が可能となり、将来へのユニークな製品開発案件が多く期待されます。研究員も増員し、創業社長の意志である「世界最大のマーケットでアイディアを頂戴し、世界に貢献できる製品を開発・製造する」が本格的にスタートいたしました。2018年は期待感いっぱいでワクワクしております。

3)SKI(中国瀋陽きもと)は、事業をデータキッチン事業およびコンサルティング事業に集中すべく、事業の再構築を進めています。特にデータキッチン事業は、高品質・高付加価値事業へと方向を定め、従来受注の大幅な見直しを行った事により、売上は低迷していますが、2018年中盤以降に、必ず次世代に対応する事業内容に変化いたします。

4)KMT(きもと日本)は、2009年からスタートしたワークフロー改革は自然と働き方改革につながり、その結果、損益分岐点は、人員整理をすることなく25%超低下しました。浮き沈みの激しい事業展開のなかで、勇気を持って実施した不良資産処分、不必要借入金返済等を終えた結果、企業体質は筋肉質になりました。

5)KIMOTOグループとして、2022年を目指し、全てのグループで「週休3日」を進めます。週5日40時間勤務を、週4日32時間勤務にいたしますので、20%以上の効率化が必要となります。幸いにもゼロからの出発ではなく、過去8年の改革で経験した事が基礎となり、AI、IoTを利用して進めてまいります。

「KIMOTOファン」は、お客様、お取引先様、株主の皆様、そしてKIMOTOグループ従業員を含めての表現とさせていただいております。

KIMOTOファンの皆様からご支援をより頂戴できるよう、お願い申し上げます。

2017年 11月 8日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸


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