
1月29日に行われる予定でした、第3四半期業績発表が遅れましたことをお詫び申し上げます。
業績は残念ながら業績予想を下回り、不本意ながら当事業年度2度目の下方修正となりました。
KIMOTOファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。
昨年秋季よりスマートフォンを中心とするタッチパネル需要の急激な減速を受け、売上が予想以上に減少したこと及び特別損失の計上、繰延税金資産の取崩しを行ったことが下方修正の要因となりました。
「ピンチはチャンス」 この言葉は、1973年(昭和48年)の石油ショックの際、KIMOTOの経営が厳しい状況の時に創業社長の木本氏仁(きもと うじひと)が発した言葉です。
私たちは、このことばを胸に刻み、昨日から今日、そして明日を生きるべく努力を継続してまいります。
2014年7月以降の当社ホームページの「社長挨拶」ではファンの皆様への業績に関するお詫びが続いており、GOODニュースをお知らせする機会が少なく、深く反省しております。
第三の事業として三年前から取り組んでまいりました「製造業へのコミュニケーションデザイン」の本格的始動。20年の空白期間を経て5年前より取り組んでおります「空間情報向け三次元点群データ処理技術(データキッチン=データ処理の食堂)」の構築。7年前より確立した粘着技術応用の「離型フィルムの上市」。10年ぶりに開発した印刷向けフィルム「ウェルトナー」の新規市場の開拓。期待製品と技術を合わせますと二桁以上の開発項目が挙げられます。
これら製品の一つ一つの可能性をこつこつと追求し、従業員一同で開花させてまいります。この5月には第四次中期経営計画が完成いたします。ファンの皆様のご意見を頂戴できれば幸いです。
今後とも「魅力的な会社」を目指して頑張りますので、皆様の暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
2016年 2月 9日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸