
KIMOTOファンの皆様へ
5月15日に2015年3月期決算短信を開示させていただきました。
前事業年度につきましては2014年7月末および2015年1月末と二度下方修正をいたしました事を改めて心より深くお詫び申し上げます。
スマートフォンを含め家電製品の販売は世界的に考えますと、年末の11月から12月に多くの販売を記録しており、特に欧米にこの傾向が強く伺えます。
その年末商戦に向けた多くの新製品仕様の決定は毎年5月から6月に行われており、昨年同時期に弊社製品のフィルムが新製品への採用成果が十分でなかったことが影響し、2014年7月末の下方修正となりました。
その後更に、スマートフォン自体の構造変化から、従来使用されていたフィルムの使用量が半分になった影響を受け、2015年1月末に再度下方修正をさせていただきました。
現在、今年の年末商戦に向けたスマートフォンを始めとする電気製品へ、弊社フィルム製品の採用案件も確実に増加しており、開発・製造・営業・管理が一丸となり、まだ可能性のある採用案件に向けて努力を継続しています。
明るい材料としまして
1)FPD-5(フラットパネル関連製品5品目)でマーケットニーズに対応した製品が複数発生し、売り負けからの挽回。
2)FPD-5以外の事業項目がいよいよ事業化され本格的に販売開始。
3)経営面では、現事業年度に無借金になり現金・預金は7年前の3倍で、製造および開発以外の目的で所有していた簿価割れの不動産資産はゼロ。
まだまだ未熟な会社ではありますが、伸びしろを充分備えた会社と信じています。
皆様にはご心配をおかけしますが、何卒KIMOTOファンの継続をお願い申し上げます。
2015年 5月18日
株式会社きもと
代表取締役社長 木本 和伸