KIMOTO杯2025
第19回 KIMOTO杯が、6月21日・6月22日に開催されました。
6/21(土)大会1日目
今年は9チームの子どもたちがKIMOTO球場と阿下喜小学校グラウンドにて熱戦を繰り広げました。朝から夏を感じさせる日差しが照りつける中、どの試合も選手たちの全力プレーが光り、応援の声が響く1日となりました。1日目の試合の中からいくつかをピックアップしてご紹介します。
「ドラゴンフライいなべ vs 竜岳(りゅうがく)ファイターズ」
ドラゴンフライいなべが初回に長短打を重ねて3点を先制するも、その裏、竜岳ファイターズも1点を返し、試合は緊迫した展開に。その後は投手陣の粘り強い投球と好守が光り、得点を許さないまま終盤へ。最終回、竜岳ファイターズが足を絡めた攻撃で2点を奪い同点に追いつくと、タイブレークでも互いに1点ずつを奪い合いました。最後はじゃんけん対決でドラゴンフライいなべが勝利。 最後まで目が離せない、力を出し切った白熱したナイスゲームでした。
「阿下喜(あげき)野球少年団 vs 治田(はった)スポーツ少年団」
両チームの先発投手が力投を見せ、3回まで0-0の緊迫した試合展開となりました。試合が動いたのは4回裏、治田スポーツ少年団がレフトオーバーの2ランホームランで先制。阿下喜野球少年団も5回表に1アウト3塁のチャンスを作りましたが、あと一歩及ばず。最終回には治田スポーツ少年団がさらに2点を加え、4-0で勝利を収めました。集中した守備と要所での一打が光る、見ごたえのある試合でした。
「山郷(やまさと)スポーツ少年団 vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
ディフェンディングチャンピオンの員弁ビッキーズは初回から打線が爆発。長短打を集めて13点を奪い、試合の主導権を握りました。山郷スポーツ少年団も守備や攻撃で流れを変えようと最後まで全力を尽くし、3回には2点を返す意地を見せました。両チームとも懸命に戦い抜き、最後まで熱のこもった試合となりました。
6/22(日)大会2日目
22日も、時折雲が広がるものの、気温は29度まで上がる厳しいコンディションに。それでも選手たちは最後まで集中力を切らさず、準決勝・決勝の大舞台で全力を尽くしました。決勝に進んだチームの熱戦の様子をお届けします。
準決勝 第一試合 「ドラゴンフライいなべ vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
ドラゴンフライいなべは試合序盤、員弁ビッキーズの好投手の立ち上がりをとらえ、1回表に2点、2回表にも1点を追加し、自分たちのペースで試合を進めました。対する員弁ビッキーズも落ち着いた攻撃で1点ずつを返し、着実に試合を立て直します。 そして3回裏、員弁ビッキーズが長短打を重ねた連打で一気に4点を奪い、逆転に成功。続く4回にも追加点を挙げ、員弁ビッキーズが決勝進出。ドラゴンフライいなべも最後まで粘り強く攻め、見どころの多い試合となりました。
準決勝 第二試合 「治田(はった)スポーツ少年団 vs 神田ブルーレイズ」
神田ブルーレイズは、高円宮賜杯の県大会と日程が重なったため、やむを得ず棄権となりました。別の舞台で全力を尽くした選手たちに、心から拍手を送りたいと思います。この結果、治田スポーツ少年団が決勝へ駒を進めました。
決勝戦 「治田(はった)スポーツ少年団 vs 員弁(いなべ)ビッキーズ」
決勝戦は序盤から白熱した展開となりました。員弁ビッキーズが初回に先制点を挙げ、勢いに乗るかと思われましたが、治田スポーツ少年団の投手が冷静に立て直し、内野陣の堅実な守備とともに追加点を許しません。治田スポーツ少年団は3回表、2アウト2・3塁からのタイムリーヒットで逆転に成功。5回表には集中打で一挙9点を奪い、試合を決定づけました。最後まで両チームが持てる力を出し切った、素晴らしい決勝戦となりました。治田スポーツ少年団が13-6で勝利し、第19回大会の優勝を飾りました。治田スポーツ少年団の皆さま、優勝おめでとうございます!

大会を終えて…
大会の2日間を通して、どのチームも最後まで楽しみながら全力でプレーをし、グラウンドには笑顔や真剣な表情、そしてたくさんの感動があふれていました。勝利の喜びも、敗戦の悔しさも、きっとこれからの大きな力になるはずです。
試合後には、恒例のかき氷タイム。色とりどりのシロップを選びながらかき氷をほおばる子どもたちの笑顔がとても印象的でした。そんなほほえましいひとときに、スタッフ一同も心が温まりました。
今年も多くの関係者・ご家族の皆さまにご協力をいただき、怪我なく無事に大会を終えることができました。心より感謝申し上げます。
来年も是非、KIMOTO杯でお会いできることを楽しみにしています。
試合結果
